美少年

小野塚さんの読みました。

明日でかけるのに早く起きないと！寝ないと！って思ってメッセ切ってもらったのに

どうしても気になって読んでしまいました。

泣くしかなかったです。

感想が両極端になる理由がわかった気がします。

やるせない終わり方でしたが、主人公は本当どうしようもないと思いますが

それが人の道にはずれていたとしても、だからこそひどくそそられる気持ちもわかる。

でもそれよりその少年の強さ、健気さ、儚さ、そして何より美しさにゾクゾクしました。

最後まで強く深い愛に涙が止まらなかった。可哀想で見てられなかった。

こうして感想書いてる間にも私泣いてます。思い出すだけで切なくなります。

おかまちゃん大好き～♪とか軽い気持ちで読んでしまって申し訳ない気さえしてます今は。

女性的な強さがあって凛々しく美しい、でもそれは男でなければ成立しない倒錯的で不思議な美しさ。

なんだろう…よくわからないけれど、綺麗です。とにかく綺麗だった。

だからこそ主人公も、そんなどこまでも美しい少年の恥辱を受ける姿に惹きつけられて

見入ってしまったんだろうなぁ…。

私は好きというか…とても魅力的な作品だと思います。本当に切なくて辛いですが。

でも簡単に人に勧められません、なんだか本当…あぁもうなんていえばいいんだろう。

あの優しい笑顔を思い出すと、あぁもうまた泣いちゃう(´；ω；`)